こんにちは、春の日にうたた寝をするU235U238です。
因みに本日は、硬い硬いお話をしようと思います。
硬すぎて、それこそ20年は馬鹿にされそうですが・・・そんなのは関係ありません(笑)
くるっぱっぱハッピー(意味不明)
因みに今日は本について話したいと思います。
ゆっくり見ていってね!
今回の御題
二和道 恩讐の彼方に 菊池寛 人は1冊の本である
いい世の中になりましたね、今は一昔前の著作権フリーの作品が溢れてまして。
少し検索すると、有名作家の本がタダで読めるんですよ。
「著作者の生存期間及び著作者の死後50年」(同条約7条(1))を原則としていることから、著作権は著作物の創作と同時に発生し、著作者の死後50年(あるいはそれ以上)まで存続するものと規定する国が多数を占める。
なので、結構いい時代になったということです。
ラッキーですね!
1.こんな本ですね
ふざけた絵表紙ですが、掴みはバッチリです。
落ちていたので、パクっとしました(笑)
これ至って真面目な作品なので、原作を読むことをオススメします。
恩讐の彼方に 菊池寛
最後は泣けますよ、因みに学校の道徳の教科書にも載っていると思います。
結構知っていると思うのですが。
2.簡単に話すと
了海と言うお坊さんが居て、上人様に昔罪を犯して人を殺したり悪行を重ねた事を告白したんですね。
罪を償いたいという話に上人は、ある道を示したのですね。
「この崖のか細い道を通って、下の谷底に落ちて年間10人位亡くなっている。
もしこの岩壁を真っ直ぐ掘って道を作れば、10年で100人・・・1000年経てば万人を救うことになる。」
で、了海は「よしやろう。」となったわけですね。
来てすぐは近くの村の人もおかしな坊さんが穴を掘ってるって馬鹿にする訳ですが、5年も休まず掘って居るとそのうち。
村の人がご飯作ってくれたり、一緒に手伝うという人が出てきたりするのですね。
そして20年は経とうとする時、中川実之助と名乗るお侍さんがやって来て。
親の敵、覚悟みたいになっちゃって。
その時、あともう少しあれば掘り終わるから待ってくだされみたいになりまして。
お侍さんも手伝うのですが、岩が硬いのなんの・・・
一緒に手伝ってしばらくして、岩壁が貫通して穴が遂に貫通するのです。
そこで、了海は今なら誰も見てないので敵を撃ってくださいと懇願する訳ですが。
20年間、罪を償う為に休まず掘り続けるやせ細った了海を見て。
許してお互いに泣きあったというお話です。
因みにこのお話は、モデルがありまして。
実際に30年かけて、鎚とノミだけで彫り上げた洞窟があります。
青の洞門(あおのどうもん)、大分県中津市本耶馬渓町樋田にある洞門(隧道、トンネル)です。
3.最後
いいお話ですねえ、私はこの話が大好きです。
行動が先、考えるのは後・・・よく考えて行動をしようは嘘ですとある方は言いましたが。
もし、考えていたらこんな作業誰もするわけないんですね。
了海さんには確信があったのですよね、絶対ほりあげるって言う確信が。
だから行動出来たし、達成出来たのですね。
確信する事が出来たから、行動出来るんだよね・・・だから壁にうち当たって失敗しても次の行動に移れる。
何時かは成功すると言うイメージが、失敗の先に次の手その次の手と繰り返していくんだよね。
もし、貴方がどうしたらいいか?悩んで実際行動出来ないでいるとしたなら。
どうしてもこの壁が邪魔で仕方ないと思ったなら、考えてるよりもまずノミとトンカチ持ってきて少しでもいい壁を削る努力をする事です。
そのうち次の手、また次の手が浮かんできてそのうち必ず達成出来ますから。
簡単に考えて理解出来るようなら、人生なんてメモ用紙1枚で済むし一生も1日あれば事足りちゃうんですよね。
何故、世界にこれだけの本が溢れてるか考えてほしいのですね。
そんな一言で解決出来るような世界にはなっていないということです。
今日頑張ったことをもって、明日へ行き昨日までの経験を足して今日を生きる。
昨日より、今日が悪くなるなんてありえないんですね。
私も、失敗しながら頑張っていきます!
では、いつも見て頂いてありがとうございました。
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